Facebookが昨年3月に発表し、日本のユーザーにはまだ適用していない新デザインを向こう数週間中に全ユーザーに適用する。投稿がモバイル版と似たカード状になり、画像が大きく表示されるようになる。
米Facebookは3月6日(現地時間)、昨年3月に発表したニュースフィードの新デザインの改訂版を、向こう数週間中に全ユーザーに適用すると発表した。モバイル版は変わらない。また、コンテンツ表示のアルゴリズムの変更もない。
3月に発表したデザインは、米国ユーザーや試用を希望したユーザーが既に使っており、これらのユーザーからのフィードバックに基いて修正したという。
主な修正点は、当初予定していたページ右上のタイプ別切り替えフィルタの追加をやめ、ツールバーのプロフィール写真の表示を復活させたことなどだ。写真投稿の表示サイズは当初の予定よりさらに大きくなる。背景に色を敷き、投稿をカード状に表示するなど、モバイル版に近づけるという当初の方針はほぼそのままだ。
日本のほとんどのユーザーにとっては、ツールバーの表示の違いも大きいだろう。ただし、The Vergeによると、デザインは変わっても米国以外のユーザーは当面グラフ検索は使えないという。
ツールバーは以下のように変遷した(上から、旧デザイン、3月発表のデザイン、新デザイン)。
切り替えフィルタをやめて、ナビゲーションメニュー(左カラム)の「ニュースフィード」のドロップダウンメニューでハイライトと最新情報を切り替えられるようにした。右カラムには1月の発表通りリアルタイムで話題になっているテーマを表示する「Trending」というコーナーが追加される(米国では既に表示されている)。
なお、画像表示サイズは変更されるが、広告主に求められる画像解像度や縦横比は従来通りで変更する必要はない。
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