MicrosoftがEvernote競合の「OneNote」のMac版を間もなくリリースするとThe Vergeが報じた。同時に、現在有料のWindows版が無料になるという。
米MicrosoftがMac版「OneNote」を今月末にも無料でリリースすると、The Vergeが3月12日(現地時間)、情報筋の話として伝えた。
OneNoteは、テキスト、画像、動画、音声を記録し、MicrosoftのクラウドストレージOneDrive(旧SkyDrive)を介して共有できるメモアプリ。Microsoft Officeスイートの各エディション(Office Personalを除く)に含まれるほか、Office Online(旧Office Web Apps)版、Windows Phone版、iPhone版、iPad版、Android版がある。Windows版以外は無料だが、利用するにはMicrosoftアカウントが必要だ。
競合するサービスとしては、米Evernoteの同名サービスがある。こちらは有料版もあるが、無料版でもOneNoteとほぼ同レベルの機能を利用できる。
The Vergeによると、MicrosoftはMac版OneNoteのリリースと同時にWindows版OneNoteも無償化するという。現在、Windows版OneNoteは単体で1万1340円だ。
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