ただし、日本語の2段階認証に関するFAQページでは18日午前現在でiCloudについては触れていない。
米Appleは9月17日、Apple IDで採用していた2段階認証が、iCloudでも利用できるようになったと発表した。iCloudを巡っては、有名人の写真が流出した事件などをきっかけに、セキュリティ強化を求める声が高まっていた。
米メディアなどの報道によると、AppleはApple IDアカウントを持つユーザーに送信したメールで、同日からApple IDに加えてiCloudも2段階認証で保護できるようになったと明らかにした。
Apple米国サイトのFAQページによれば、iCloudの2段階認証は、新しいデバイスやiCloud.comからiCloudにサインインする際に利用できる。
ただ、日本語の2段階認証に関するFAQページでは18日午前現在、iCloudについては触れていない。
Appleのメールではさらに、iCloudに連動しているサードパーティーアプリ(Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbirdなど)でアプリ固有のパスワードが設定できるようになり、アプリが2段階認証に対応していなくてもセキュアなサインインが可能になったと説明。10月1日以降はアプリ固有のパスワードが必須になるとしている。こちらも日本での対応は不明。
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