Google、Dockerサポートの「Container Engine」や「Compute Engine」の値下げを発表

DockerをサポートするGoogleが、Comute EngineのDockerコンテナ管理ツール「Containa Engine」を発表した。また、Compute Engineのさらなる値下げやUbuntuのサポートも発表した。

» 2014年11月05日 08時17分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは11月4日(現地時間)、サンフランシスコで開催の開発者向けカンファレンス「Google Cloud Platform Live」において、IaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)、「Google Compute Engine」に関する多数の発表を行った。

Dockerコンテナ管理ツール「Google Container Engine」

 「Google Container Engine」は、7月に発表した「Docker」コンテナのオープンソースの管理ツール「Kubernetes」をベースにした、Google Comute Engineの仮想マシン(VM)で利用できる管理ツール。

 同日α版が公開された。α段階では無料で利用できるが、正式版では有料になる見込みだ。こちらからα版の利用を申し込める。

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Compute Engineの値下げ

 10月の値下げに続けて、さらに値下げする。Persistent Disk Snapshotsは79%、Persistent Disk SSDは48%など、幾つかの項目別に値下げする。新料金は料金表に反映される見込み。

その他

 この他、主に以下のようなことが発表された。

  • Canonical Ubuntuのサポート
  • 自動スケーリング機能の一般公開
  • Google Cloud InterconnectでVPN経由の接続が可能に
  • Google I/Oで発表したCloud Debuggerがβ版に
  • 無料体験版の公開(Google Cloud Platformを60日間無料で利用できる)

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