Google Glassの開発にも協力しているメガネ大手のLuxotticaが、Intelともスマートメガネの共同研究開発契約を結んだ。来年には製品が発売される見込みだ。
米Intelは12月3日(現地時間)、伊メガネ大手のLuxotticaと複数年の共同研究開発契約を結んだと発表した。共同開発したスマートメガネを2015年に発売する計画という。
LuxotticaはRay-Banやバーバリー、シャネル、アルマーニなどのブランドのメガネを手掛けており、今年3月には米GoogleともGoogle Glassで提携を結んでいる。
Intelは自社プロセッサを搭載するウェアラブル製品を発表しており、5月には女性向けのブレスレット型スマートウォッチ「MICA(My Intelligent Communication Accessory)」を発表した。同端末は11月に米国で発売された。価格は495ドル。
Intelのブライアン・クルザニッチCEOは「ウェアラブル技術の発展により、イノベーションの新たな場が生まれた。Intelの技術とLuxotticaのデザインの組み合わせは、イノベーションを加速するだろう」と語った。
この提携はGoogleとの提携とは無関係で、Google Glassの取り組みは継続すると、Luxotticaのマッシモ・ヴィアンCEOは米New York Timesに語った。
米Wall Street Journalによると、Google Glassの次期モデルのプロセッサは米Texas Instruments製からIntel製に変わるという。
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