経営陣や管理職だけでなく、社内の現場の人々までが、データを業務に生かすことを支援する、新世代のBIツールが注目されつつある。こうしたツールをどうビジネスに生かすか、米国のユーザー企業自身が語った 9 つの実例をお届けする。
新世代のBIツールが注目を集めつつある。従来のBIツールとの違いは、その目的が、経営幹部や管理職が経営に関わるデータを事後的に確認するためのリポート作成ではなく、ビジネスの現場の人々が、日常業務を改善し、あるいは業務の成果を最大化するために、事後ではなくその場でデータを活用することの支援だという点にある。
だから、これらの製品を「BIツール」と呼ぶことすら適切でないかもしれない。表計算ソフトで自らの業務に関連するデータを管理し、日常的に何らかの分析をしている場合や、経験と勘を頼りに業務をしているが、それだけでは不足な場合にぴったりな、「データによる業務支援ツール」だからだ。
では、より具体的にいうと、こうした製品を一般企業はどう活用しているのか。今回は、新世代BIツールの1つ、「Tableau」を使っているユーザー企業が自ら語った適用例を、開発元の米Tableau Softwareが2014年9月に開催した「Tableau Conference 2014」から拾ってお届けする。
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