匿名のままコミュニケーションできるiOS/Androidアプリ「Secret」がアップデートされ、地域や学校、会社限定の投稿共有機能や匿名のままの1対1のチャット機能が加わった。
米Secretは12月18日(現地時間)、iOSおよびAndroid向けの匿名投稿アプリ「Secret」をアップデートした。デザインが大きく変わった他、1対1のチャットが可能になるなど新機能も追加された。
今年の2月に公開されたSecretは、ほぼ完全に匿名のまま投稿できるのが特徴のソーシャルサービス。これまでは、投稿は正方形の画像にテキストが重なる形で表示されていたが、今回のアップデートでTwitterのようなリスト表示になった。写真が添付されている場合は、投稿の右端に小さく表示され、これをタップすると全画面表示になる。この変更で、閲覧スピードが速くなったとしている。
機能としては、1対1位でのチャットが可能になった。チャットしたい投稿をタップし、右上のアイコンをタップして表示されるメニューで「Chat with author」を選択すればチャットを開始できる。チャットを始めると仮設のチャットルーム名(静かなオフィス、風の入る地下室など)が付き、しばらくは同じ相手とチャットの続きができる。
また、これまでは投稿が友達(友達の抽出方法についてはこちらを参照のこと)とのみ共有するようになっていたが、フィードが「Friends」と「Nearby」、さらに登録すれば「School」「Company」の4種類から選べるようになった。Nearbyは端末の位置情報に基づいて、近くにいるユーザーの投稿が表示される。東京にいる筆者の場合、Saitamaの投稿も表示されるので、かなり広い範囲のようだ。
アプリのキャラクターの狐のイラストも変わり、こっそり覗きこんでいる子狐のモノクロのアイコンから、カラーの狐になった。
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