7億人以上の月間ユニークユーザーを擁するFacebook傘下のメッセージングアプリWhatsAppが、端末でWebページのQRコードをスキャンすることでデスクトップでも投稿を閲覧できるようにする仕組みを公開した。
米Facebook傘下のメッセージングアプリ企業WhatsAppは1月21日(現地時間)、WhatsAppをWebブラウザから利用できるようにしたと発表した。PCおよびAndroid版Chromeで利用できる。iOS版は米Apple側のプラットフォームの制限により遅れているという。
WhatsAppは、iOS、Android、Windows Phone、BlackBerryで利用できるメッセージングアプリ。LINEと同様に、端末のアドレス帳と連係し、電話番号をアカウントとして利用する。
WhatsAppアプリとWebアプリを連係させるには、WhatsAppアプリを使っているモバイル端末でWebページのQRコードをスキャンする。これでWhatsApp上の会話をWebページにミラーリングできるようになる。ミラーリングしているだけなので、Webで閲覧中もモバイルアプリはインターネットに接続させておかなければならない。また、アプリは最新版である必要がある。
WhatsAppのジャン・コウムCEOは今月7日、WhatsAppの月間アクティブユーザー(MAU)数が7億人を超え、1日当たりのメッセージ投稿数は300億件に上ると自身のFacebookで語った。
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