SMSのように使えるiPhone向けIMアプリ「WhatsApp」を使ってみたふぉーんなハナシ

» 2010年01月08日 20時35分 公開
[田中聡,ITmedia]

 「iPhoneにとてもエキサイティングしている!」と買ったばかりの「iPhone 3GS」に夢中になっている韓国在住の友人から、「お勧めのアプリがある」との連絡が昨日来た。友人が紹介してくれたのは、iPhone同士でチャットができる「WhatsApp」というアプリだ。

photo 「WhatsApp」のアイコンは、「SMS/MMS」と「電話」を足して割ったようなイメージだ

 WhatsAppは、3Gネットワークと無線LANの両方で利用できるiPhone向けのインスタントメッセンジャー(以下「IM」)。価格は115円。テキストはもちろん、その場で撮影した写真や動画、iPhoneに保存した写真や動画、その場で録音した音声を送信できる。1日に送信できるメッセージは最大100万回。サポートしている言語は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、スペイン語だが、チャットは日本語でも可能だ。

 筆者はiPhoneでメッセンジャーを利用するのは初めて。国内の友人ならSMS/MMSのやり取りで十分だが、その友人は韓国在住。国外のユーザーとSMS/MMSをやり取りする場合、国際SMSだと100円/1通と割高だが、メッセンジャーならパケット通信料のみでチャットができるので、それだけでも利用価値があると思い、使ってみることにした。

photophoto アプリを起動したら、まず自分の電話番号を入力する(写真=左)。その後、WhatsAppユーザーが「Favorite」一覧に現れる。筆者の場合、自分と友人以外でこのアプリを使っている人がいなかったので、2人の名前しか表示されなかった。ともあれ、アドレス帳からユーザーを追加する手間が省けるのは便利だ(写真=右)

 WhatsAppでは、SMSのように“電話番号”を経由してメッセージをやり取りできるので、SkypeなどほかのIMのように固有のIDを追加する必要はなく、最初に自分の電話番号を入力するだけでよい。そもそもIDやパスワードが存在しないので、ログインも不要だ。

 WhatsAppはiPhoneのアドレス帳と連携しているのも大きな特徴。アプリを起動すると、「Favorite」一覧に、アドレス帳に登録した中で、すでにWhatsAppをインストールしたユーザー名が表示される。ユーザー名をタップすると「Call」「Chat」「SMS」「Email」「Cancel」などが表示され、ここから通話やチャット、メール送信ができる。チャットができる相手は、同アプリをインストールしたiPhoneユーザーのみ。

 チャットはプッシュ通知にも対応しているので、アプリを起動していなくてもSMS/MMSのように相手のメッセージが通知される。通知音やバイブレーションの設定も可能だ。「Status」からは「At work」「Busy」「Sleeping」など自分の状況を設定できる(Status名の編集もOK)。「Facebook」とも連動しており、Statusを変更するたびにFacebookに投稿される(これは煩わしいので筆者はOFFにしている)。

photophotophotophoto 友人からのチャットがホーム画面に通知された(写真=左端)。チャットの入力画面。相手の入力中は、名前の下に「Typing...」と表示される。絵文字入力も可能だ(写真=左中)。相手のメッセージは白い吹き出し、自分のメッセージは緑色の吹き出しに現れる。アドレス帳に登録した画像がチャット画面にも表示されるのも面白い(写真=右中)。録音した音声や画像もチャットで送れる(写真=右端)
photo チャットは横画面での表示や入力にも対応している
photophotophotophoto 「Chats」からチャットの履歴を確認できる(写真=左端)。自分の状態を「Status」から設定できる(写真=左中)。「Contacts」からiPhoneのアドレス帳も利用できるが、検索できるのはアルファベットのみ(写真=右中)。プッシュ通知する際の着信音やバイブレーションなども決められる(写真=右端)
photophotophoto チャットの背景画面も変えられる。こちらはアプリにプリセットされているもの(写真=左、中)。撮影した写真など、好みの画像も背景に設定できる(写真=右)

 WhatsAppのチャットは“メーラー”としても、iPhoneのSMS/MMSと同等以上の使い勝手を実現していると感じた。チャット画面に相手の写真を表示させたり、背景画面を変更できるなど、カスタマイズ性に優れているのも楽しい。SMS/MMSに代わるコミュニケーションツールとして、海外のiPhoneユーザーはもちろん、国内のiPhoneユーザーとも試してみてはいかがだろうか。

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