Microsoftが今夏公開予定の次期OS「Windows 10」で稼働する「ユニバーサルアプリ」を開発するためのSDKを含むアプリ開発ツールのプレビュー版をリリースした。
米Microsoftは3月23日(現地時間)、今夏公開予定の次期OS「Windows 10」向けアプリを開発するためのSDKを含む開発者ツールのプレビュー版を公開した。
アプリ開発者はこれらのツールで、PC、スマートフォン、Xbox、IoT(モノのインターネット)端末で稼働する「ユニバーサルアプリ」を開発できる。Windows 10では、様々なハードウェア向けのアプリをすべて1つのアプリストア「Windows Store」で公開することになる。
ツールを入手するには、まずWindows Insider Programにサインアップし、最新版のWindows 10テクニカルプレビューと「Visual Studio 2015 CTP 6」もインストールする必要がある。
Microsoftはまた、ユニバーサルなドライバやAPI利用パターンのサンプルなどをGitHubで公開している。
同社は4月29日〜5月1日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催する年次開発者会議「Build 2015」でWindows 10およびユニバーサルアプリについての多数のセッションを計画している。Build 2015のチケットは既に完売しているが、基調講演やセッションはオンラインでストリーミングされる見込みだ。
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