Skypeも不正なURLでクラッシュ、アップデートで対処

不正なURLを含んだメッセージを受信すると、WindowsやAndroid向けのSkypeがクラッシュする不具合が発覚した。

» 2015年06月04日 07時45分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米Microsoft傘下のSkypeは6月3日、不正なURLによってSkypeクライアントがクラッシュする不具合が確認され、影響を受ける全プラットフォーム向けに修正のためのアップデートを公開したことを明らかにした。

編集部PC(Windows 8.1)では送信欄に「http://:」入力するとSkypeがクラッシュした

 この現象はSkypeフォーラムへのユーザーの投稿で発覚した。このユーザーは、URLの中身がない「http://:」という文字列のみのメッセージをWindows 7で受信すると、Skypeがクラッシュすると報告。他のユーザーからも、Windows 8.1やAndroidでも同じ問題が起きるという指摘が相次いだ。

 米VentureBeatの報道によると、さまざまな環境でテストした結果、問題の文字列によってWindows、Android、iOS向けのSkypeがクラッシュする場合があることが分かった。その後はSkypeを起動するたびにクラッシュするようになったという。一方、Macではこのメッセージを受信しても問題は起きなかったとしている。

 同様の問題は、AppleのiPhoneでも特定の文字列を含んだメッセージを受信するとクラッシュする不具合が確認され、Appleが対応を表明している。

Microsoftは修正済み

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