BIの新たな進展(1):「セルフサービスBI」の次に来る潮流とはホワイトペーパー

TableauなどのセルフサービスBIツールが、BI 市場を席巻しているように見える。だが、IT調査会社のガートナーは、BIの世界が次の段階に進みつつあると指摘する。では、どのような方向に進もうとしているのか。これを探る2回シリーズの第1回目として、ガートナーの説明の概要をお届けする。

» 2015年08月28日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン運営事務局]

 IT調査会社のガートナーは、Tableau、QlikSenseなどのセルフサービスBIツールを、「データディスカバリ」製品と呼んでいる。データディスカバリ製品は、ビジネスにおいてデータを分析する人々の層を大きく広げた。ガートナーも、このジャンルの製品に力を入れるTableau Softwareやクリックテックを、同社の「Magic Quadrant for Business Intelligence and Analytics Platforms」(BIプラットフォームについての製品/ベンダ調査)で過去数年、高く評価してきた。2015 年の同調査でも、「Ability to Execute(実行力)」ではこの2社が最上位にランクしている。一方、Magic Quadrantのもう1つの軸である「Completeness of Vision(ビジョンの完全性)」については、SAS、IBM、SAPといった企業を最も高く評価している。

 だが、BIの世界はこのままでは済まない、データディスカバリの次の段階に進もうとしていると、ガートナーはいう。データディスカバリの次を、同社は「ビッグデータディスカバリ」という言葉で表現する。


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