大型ディスプレイを搭載する「iPad Pro」をAppleが発表した。
米Appleは9月9日(現地時間)、iOS搭載タブレットの新モデル「iPad Pro」を発表した。従来モデルのディスプレイが9.7インチと7.9インチなのに対し、iPad Proは12.9インチに大型化しているのが特徴。11月に発売する予定。(関連記事:iPad Pro専用「Apple Pencil」と「Smart Keyboard」発売へ 合わせて約3万円)
米サンフランシスコで開催した発表会で、ティム・クックCEOが「iPad登場以来“最大の”ニュースだ」と発表した。
ディスプレイは12.9インチ(LEDバックライト)/2732×2048ピクセル(264ppi)と、iPad Air 2の9.7インチを上回る。サイズは205.7×220.6×6.9ミリ、重さはWi-Fiモデルが713グラム/Wi-Fi+Cellularモデルが723グラム。
大画面を生かし、iOS 9で対応する複数iPadアプリの同時使用を快適に行えるほか、オプションのSmart KeyboardによりノートPC的な利用も可能になっている。
A9Xチップや10時間駆動するバッテリー、800万画素iSightカメラ、指紋認証「Touch ID」を搭載する。38.5ワット時のリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、駆動時間はWi-Fiでのネット利用時で最大10時間。
容量などで3モデルをラインアップ。Wi-Fiモデルは32Gバイトモデルが799ドル、128Gバイトモデルが949ドル、Wi-Fi+Cellularモデルが128Gバイトで1079ドル。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。
iPad mini 4も発売する。Wi-Fiモデルの価格は16Gバイトモデルが4万2800円(税別)、64Gバイトモデルが5万3800円(同)、128Gバイトモデルが6万4800円。
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