Facebookがまた単体アプリをリリースした(米国のiOS向け)。新アプリ「Notify」は、ユーザーが選んだ「ステーション」の最新情報をロック画面にプッシュ通知として表示し、その場でシェアもできる。
米Facebookは11月11日(現地時間)、iOS向け単体アプリ「Notify」を米国でリリースしたと発表した。70以上のパートナーからユーザーが選んだ「ステーション」からの新着情報を、iOS端末のロック画面にプッシュ通知するアプリだ。
モバイル向けニュースアプリは既に多数あるが、Notifyの特徴は扱うのがニュースだけでなく、米Grouponのデイリーディールや米Getty Imagesの新着写真など、ユーザーが選択した様々なソースの新情報であることだ。また、ロックスクリーン上の要約だけでコンテンツがある程度分かり、通知をスワイプすることでその場でシェアしたり「後で読む」設定にすることも可能だ。
プッシュ通知をタップすると、Facebookではなく、各パートナーのWebサイトのコンテンツが開く。つまり、パートナーにとっては新たな誘導ツールになる。Facebookにとっては、ユーザーがプッシュ通知をFacebook上でシェアしてくれればニュースフィードの活性化を見込める。
立ち上げ段階の70社のパートナーには、CNN、New York Times、TIME、Huffington Postなどのメディア、ELLEやVogueなどのファッション誌、Hulu、Billboard、Grouponなどが名を連ねる。
ユーザーはカテゴリから興味のあるステーションを設定できるが、あまり多くのステーションを選ぶとロック画面がプッシュ通知であふれそうだ。
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