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» 2016年02月23日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:使うのは年1回程度、でも“絶対間違えられない”パスワードの覚え方 (2/2)

[宮田健,ITmedia]
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利用頻度の低いパスワードをどう管理すべきか

 私の場合、住基カードはe-Taxのためだけに取得しました。当然ながら、e-Taxの利用頻度は「年に1回」です。このタイミングで、住基カードの署名用電子証明書のパスワードだけでなく、e-Tax自体のパスワードを利用します。

 TwitterやFacebookみたいに、毎日使うサービスならまだしも、年に1〜2回しか使わないパスワードをばっちり覚えているという人は少ないでしょう。そしてこのような重要度の高いログインパスワードは、大抵「数回間違えるとロックされる」うえに、「パスワード変更/暗証番号変更は書面で行う」という、とてもめんどくさい(いや、正しいのですが)仕様になっています。私の住む横浜市の例を見ると、「住民基本台帳カード暗証番号再設定申請書」の提出が必要なようです。

 そうなると、再設定しなくていいように、パスワードを“管理”しなくてはなりません。「パスワード管理ソフトを使いましょう」と言えたらいいのですが、まだまだハードルが高いものなので手放しでお勧めすることができません。

 そこでお勧めしたいのは「紙に書く」という管理です。これは私も出演した僚誌@ITの「セキュリティのアレ」でも紹介している手法で、意外にも「無くしたり奪われたときにすぐに気が付く」「肌身離さず持っている」「親世代でも使える方法」ということで、アナログだからとばかにできない方法です。これなら、利用頻度の低いパスワードこそ使える方法なのではないでしょうか。

 「この『紙』を拾った誰かが悪用するのでは……」と、不安になる人もいるかもしれませんが、その対策方法もあるんです。ぜひ、上記記事内の動画をご覧ください。

著者紹介:宮田健(みやた・たけし)

デジタルの作法 『デジタルの作法』

元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め、趣味と仕事を公私混同しつつ日々試行錯誤中。

筆者より:

2015年2月10日に本連載をまとめた書籍『デジタルの作法〜1億総スマホ時代のセキュリティ講座』が発売されました。

これまでの記事をスマートフォン、セキュリティ、ソーシャルメディア、クラウド&PCの4章に再構成し、新たに書き下ろしも追加しています。セキュリティに詳しくない“普通の方々”へ届くことを目的とした連載ですので、書籍の形になったのは個人的にも本当にありがたいことです。皆さんのご家族や知り合いのうち「ネットで記事を読まない方」に届けばうれしいです。


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