Acerの米通販サイトを利用した一部顧客のクレジットカード番号と有効期限および3けたのセキュリティコードが流出した可能性がある。
Acerの米通販サイトが何者かに不正アクセスされ、同サイトを使った顧客のクレジットカード情報などが流出した可能性があることが分かった。
米カリフォルニア州司法局のWebサイトに掲載された顧客宛ての通知によると、Acerの通販サイトを2015年5月12日〜2016年4月28日にかけて利用した一部顧客の氏名や住所のほか、クレジットカード番号と有効期限および3けたのセキュリティコードが流出した可能性がある。一方、パスワードやログイン情報が流出した形跡はないとしている。
ZDNetはAcer広報の話として、流出したのは米国とカナダ、プエルトリコの顧客約3万5000の情報だったと伝えた。
Acerは問題が発覚した時点で社外のサイバーセキュリティ専門家の協力を得て是正措置を講じ、クレジットカード決済処理機関や捜査当局にも通報したとしている。
顧客に対しては、なりすましや詐欺の被害が疑われる場合は警察や州などの機関に通報するよう勧告。クレジットカード明細や信用報告書をチェックするよう促している。
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