Facebookが、Microsoftの「Office 365」の採用を発表した。同社の1万3000人以上の従業員がOutlookやOfficeスイートを利用する。Facebookの企業向けビジネスアプリ「Facebook at Work」との併用になる。
米Facebookは7月12日(現地時間)、社内のプロダクティビティスイートとして米Microsoftの「Office 365」を採用したと発表した。同社の1万3000人以上の従業員がメール(Outlook)やOfficeスイート、「Microsoft Graph」を利用する。
Facebookのティム・キャンポスCIO(最高情報責任者)はMicrosoftの公式ブログで、「Office 365は成熟した包括的なプラットフォームであるだけでなく、われわれの厳格なセキュリティ標準に適合し、その高度な機能や柔軟性がわれわれの作業を支援する」と語った。
Facebookは2015年1月に企業向けコミュニケーション/コラボレーションサービス「Facebook at Work」を発表した。同社は長年Facebook at Workを社内システムとして使っているとしている。公式ブログには具体的な使い分けについての説明はないが、「Facebook社内のツールやサービス内でMicrosoft Graphを活用できるのが非常に楽しみだ」としており、Office 365とFacebook at Workを併用していくようだ。
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