Facebook傘下の写真共有サービスInstagramが、写真に写っている商品をタップすると詳細が表示され、さらに「BUY NOW」ボタンをタップすると購入ページが開く機能を米国で開始した。Levi’sやkate spadeなど20のブランドがテストに参加している。
米Facebook傘下のInstagramは11月1日(現地時間)、写真内の商品をタップすると商品詳細が表示され、さらに購入ページに誘導する機能のテストを米国で開始したと発表した。Levi’s BrandやJ.Crew、kate spadeなど、20のブランドがテストに参加している。
この機能を採用する投稿の左下には「TAP TO VIEW PRODUCTS(タップして商品情報を見る)」ボタンが表示される。これをタップすると写真上の対象商品に商品名と価格を表示するフキダシが付き、これらをタップすると商品詳細ページが開く。このページで「SHOP NOW」リンクをタップすると、Instagram内で開くブランドの購入ページに移動する。
Instagramは昨年、写真に購入ボタンを付ける機能を発表したが、今回の新機能は1タップで購入するのではなく、検討するステップを追加した。Instagramによると、ユーザーの多くは欲しいと思った商品を実際に購入するまでに1日以上の時間をかけることが分かったという。
紹介動画(記事末に転載)を見ると、最終的な購入ページもInstagram内で開くが、Facebookの「Instant Articles」同様にブランド側がInstagram内で構築するページのようだ。
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