Raspberry Pi、CPU性能10倍の「Compute Module 3」を約4000円で発売

Raspberry Piが、組み込み用に特化したコンピュータモジュール「Compute Module」の最新モデルを約4000円で発売した。オリジナルの2倍のRAMを搭載し、CPU性能は10倍だ。

» 2017年01月17日 11時18分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 英非営利団体のRaspberry Pi Foundationは1月16日(現地時間)、産業/組み込み用に特化したモジュールの最新版「Compute Module 3」(CM3)を発売したと発表した。日本ではアールエスコンポーネンツのサイトで3949円(税・送料別)で販売している。eMMCフラッシュなしのライトモデルは3217円。

 raspberry 1 「Compute Module 3」

 「Raspberry Pi 3」で採用のBCM2837と1GBのRAMを搭載する。Compute Moduleのオリジナル版よりCPU性能は10倍、RAMは2倍になった。

 CM3はオリジナルと基本的に後方互換性があるが、オリジナルより高さが1ミリ伸びた。また、CPUの性能が上がった分だけ稼働中の発熱も高くなるため、利用方法によっては熱対策を考える必要がある。

 raspberry 2 CM3(左)とCM1(右)

変更履歴:当初、タイトルで「Pi」とすべきところを「Pie」としていました。お詫びして訂正いたします。[2017/1/17 12:40]



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