iTunesの請求書に見せかけ、誘導先の不正サイトで個人情報などを盗む。Appleを装うフィッシングは連続発生している。
フィッシング対策協議会は2月9日、AppleのiTunesの請求書メールを装うフィッシング攻撃への注意を呼び掛けた。同日午後1時半現在で複数の偽サイトが稼働しているという。
見つかった手口では、「請求書175116838085」という件名(異なる場合もある)のiTunesの請求書に見せかけたメールを使って受信者を偽サイトに誘導し、Apple IDやパスワード、氏名や住所などの個人情報、クレジットカード情報などを入力させようとする。Appleをかたる手口のフィッシングは今月7日にも発生したばかり。
協議会によると、メールから誘導される偽サイトのURLは下記の通り(※一部を伏せています)。これら以外にも類似サイトが公開される恐れがある。
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