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» 2017年04月11日 10時00分 公開

半径300メートルのIT:マイコン世代が“IT弱者”に? “声で操作”の破壊力 (2/2)

[宮田健,ITmedia]
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音声認識で操作するのはコツがいるけれど……

 ただ、いくらSiriが便利だといっても、何もない空間に向かって“いきなりしゃべる”のはどうしても抵抗があるもの。そんなときには手軽に使えて目立たず、耳に付けたままでもクールなヘッドセット「AirPods」が便利です。

 これなら常に耳に付けたままで、操作までハンズフリーでできる……といいたいところですが、Siriの操作にはちょっとしたコツが必要で、アプリが反応する言葉を意識しながら話す必要があると感じています。

Photo 日本語は言葉としては認識されても、意味をくみ取るのが難しいのです

 音声認識機能を搭載したスマートフォンとヘッドセットの組み合わせは、慣れるとかなり便利です。音声でメモをとるときには、AirPodsを2回タップし、「メモをとって」「次回のコラムはSiriとAirPodsと音声認識を書く」としゃべるだけでよく、ひらめきを忘れることもありません。

 仕事が一段落したら「よく聞くプレイリストを再生して」と口にすれば、ご機嫌な音楽が流れてきます。「むちゃぶり」さえしなければ便利に使えるでしょう。

 最近の若い人たちは、わりと積極的に音声入力を使っています。ここでシニア層までがいきなり音声操作を使い始めたら、私のような旧来型の「キーボード」に執着した団塊ジュニア世代が、最新のスタイルから取り残されてしまうかもしれません(マイコン世代で一番進んでいたと思っていたのに!)。

 AirPodsのようなデバイスと、Siriのような音声入力/認識/操作の技術、そしてスマートフォンの組み合わせが、ITとの付き合い方を“あっという間に大きく変えるかもしれない”――。遅まきながら、そんなことに気付いたのでした。今ではアップルやGoogleだけでなく、Amazonの「Amazon Alexa」など、音声認識を使ったさまざまなサービスも登場していますしね。

著者紹介:宮田健(みやた・たけし)

デジタルの作法 『デジタルの作法』

元@ITの編集者としてセキュリティ分野を担当。現在はフリーライターとして、ITやエンターテインメント情報を追いかけている。自分の生活を変える新しいデジタルガジェットを求め、趣味と仕事を公私混同しつつ日々試行錯誤中。

筆者より:

2015年2月10日に本連載をまとめた書籍『デジタルの作法〜1億総スマホ時代のセキュリティ講座』が発売されました。

これまでの記事をスマートフォン、セキュリティ、ソーシャルメディア、クラウド&PCの4章に再構成し、新たに書き下ろしも追加しています。セキュリティに詳しくない“普通の方々”へ届くことを目的とした連載ですので、書籍の形になったのは個人的にも本当にありがたいことです。皆さんのご家族や知り合いのうち「ネットで記事を読まない方」に届けばうれしいです。


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