AutoDrawは、タッチ対応画面に手描きした絵を機械学習で解析し、プロが提供する絵に変換するGoogleの無料Webアプリ。資料用の概念図やバースデーカードの作成に使えそうだ。
米Googleは4月11日(現地時間)、タッチ対応画面に手描きした絵を機械学習で何かを解析し、プロが提供する絵に変換するWebアプリ「AutoDraw」を無料で公開した。PC、スマートフォン、タブレットで利用できる。
このツールは、2016年11月に公開した人工知能(AI)ツールを使って構築した実験的なサービスやオープンソースで公開されているコードを紹介するWebサイト「A.I. Experiments」のツールの1つ「Quick Draw」を応用したもの。
絵を描いていくと画面上部に「これのことですか:」として候補の画像が並ぶ。目的のものがあればそれをタップすると、自分の絵がその絵に置き換わる。
ツールは簡易な描画アプリになっており、描いたオブジェクトのサイズを変更したり回転させたり、テキストを入力することもできるので、簡単な概念図などの作成も可能だ。完成した図はダウンロードして流用できる。
候補として表示される画像は、Googleに協力するデザイナーやアーティスト、従業員などが提供しているもので、自由に使える。
自分の作品を提供することも可能だ。詳細は説明文書を参照されたい。
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