トークノートが、企業向けSNS「Talknote」に、定型業務を自動化する「Taskbot」を追加。日々の業務依頼やリマインドを自動化し、バックオフィス系部門の生産性向上に貢献する。
トークノートは4月25日、企業向けSNSの「Talknote」に、バックオフィスの定型業務を自動化する機能「Taskbot」を追加すると発表した。
Taskbotは業務の生産性向上を支援する目的で搭載された機能で、定期的なタスクの自動生成やリマインドの自動化に対応。Talknoteのタスク管理機能を応用し、日次・週次・月次で定期的に発生する業務の依頼や、提出物回収のためのリマインドなどを自動化する。
例えば交通費や経費の精算など、定期的に発生する業務に対して、あらかじめ設定したタイミングで継続的にタスクを自動生成できる。また、提出物を漏れなく回収するためにタスクが完了するまで自動的に継続リマインドを行う、長時間労働の抑制のために毎日決まった時間に注意喚起のメッセージを送るといったこと可能になる。
同社は、「人は、人にしかできない仕事に集中する」というコンセプトのもと、業務改革や組織拡大に伴い増大傾向にあるバックオフィス系業務の効率化、抜け漏れの防止への取り組みとして、今回の機能を開発したという。
同社は今後、RPA(Robotic Process Automation)による業務自動化の機能や、Talknote内に蓄積されたコミュニケーションデータを生かした課題解決機能を充実させていく計画。また、AIの活用により、これまで把握しきれなかった個人や組織のコンディションを把握し、離職防止や組織強化へつなげていくための機能開発を進めるとしている。
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