本連載では、“名ばかりワークスタイル改革”を強いられている皆さんに作業効率化に効くWindows 10 Tipsを紹介します。1つひとつの操作で節約できる時間は小さいけれど、たくさんのTipsを習得すればきっと大幅な業務効率化につながるはず!
働き方改革が叫ばれる中、上司は「早く帰れ」というものの、仕事が減るわけじゃないし、早く帰れるわけがない――。この連載は、そんな悩みを持つ人たちのための連載です。紹介するのは、職場で日々繰り返すPC上の作業時間をできる限り短縮するためのWindows 10 Tips。1つひとつの操作で節約できる時間は少ないけれど、たくさんのTipsを習得すればきっと大幅な効率化につながるはず。
会社支給のPCが古すぎて動作が遅い……。そんなストレスを感じている人に、わずかながら動作速度を改善できるWindows 10の設定を紹介しよう。
PCで[Win]キーを押すと、スタートメニューが現れ、画面下部からせりあがるような演出が加わっているはずだ。これは以前のWindowsから備わっている「視覚効果」というもので、Windows 10にも引き継がれている。さまざまなところで使われているこの効果を無効にすれば、操作速度が若干改善される。特に描画能力の乏しいPCだと効果が分かりやすい。
「パフォーマンスオプション」ダイアログの各チェックボックスをオン/オフすれば個別設定も可能だが、忙しいビジネスマンにはおすすめできない。ただし、全体的にデスクトップ上の文字が見えにくくなる場合は、<スクリーンフォントの線を滑らかにする>のみオンに変更しよう。
もう1つが、アクションセンターやタスクバーの透明効果だ。こちらは「設定」の<個人用設定/色>に並ぶ<透明効果>で有無を制御できるため、動作速度を優先するならオフにするとよい。
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