SaaS型ERPとオンプレミス型ERPでは、どちらがコスト削減を期待できるのか? 実際にどの程度のTCO(総所有コスト)削減が見込めるのかを、双方を比較しながら解説します。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
昨今の企業におけるクラウド採用の動機の1つとして、コスト削減が挙げられます。
自社でIT資産を持つのではなく、クラウドベンダーが保持するIT資産の一部をシェアすることで、自社が負担するコストを削減するという考え方は、確かに理にかなっています。
カーシェアリングやシェアハウスのような日本でも根付きつつあるサービスはもちろん、最近では、シェアクローゼット、フードシェアなど、新たなサービスが広まりつつあり、「保有からシェアへ」という流れは止まりそうにありません。
KPMGが実施した世界のITリーダーに対する調査では、クラウドに投資する理由として、可用性や俊敏性の強化、製品イノベーションの加速、ベストソリューションの選択に続き、コスト削減という回答が上位にあがっています。(図1参照)
クラウドERP、7割強が「利用しない」も5年後に急減か
AIですべてのSaaSがスマートに、先端技術が簡単に使えるOracle Cloud
Excel業務から解放、人事もデータ駆動型に
日宣がクラウドERP導入 月次決算業務が半減、経営管理もスムーズに
なぜ日本企業はSFAやERPをうまく使いこなせないのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.