「Microsoft Teams」に「Slack」のようなアプリストア他の新機能

Microsoftのチームコラボレーションツール「Teams」に、サードパーティー製アプリを連携するためのアプリストアが追加され、例えばTrelloの任意のタスクを直接チャットやメッセージに貼り付けられるようになる。

» 2018年01月30日 11時15分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは1月29日(現地時間)、チームコラボレーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」のアプリストアなどの新機能を発表した。

 Teamsは、企業や教育機関版「Office 365」ユーザー向けの、米Slackの「Slack」対抗のコラボレーションツール。

 Teamsの画面左下に「Store」アイコンが追加され、これをクリック(タップ)するとTeamsと連携できるアプリを扱う専用アプリストアが開く。

 teams 1

 TeamsはこれまでもMicrosoft Officeなど、自社アプリとの連携は可能だったが、これでサードパーティーアプリのコンテンツをTeamsの画面にエンベッドしたり、参照できるようになる。ユーザーは機能やアプリ名でアプリを検索できる。競合するSlackには、同様のアプリストアが既に備わっている。

 「絵文字やGIFアニメを追加するのと同じように」、チャットやメッセージにアプリのコンテンツを貼り付けられるという。例えば、Trelloのタスクや天気予報を検索し、それをインタラクティブなカードとしてチャットやメセージに貼り付けられる。

 teams 2 アプリを選び、コンテンツの検索もできる
 teams 3 カード状に貼り付けたアプリのコンテンツ

 この他、組織内の人物を名前やトピックで検索する「Who」や「@」や「/」を使ったコマンド入力などの機能が追加された。

 Teamsは、日本でも利用可能。新機能はローリングアウト中だ。

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