米Microsoftは11月2日(現地時間)、うわさのSlack対抗チームコラボレーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」を発表した。同日から日本を含む181カ国でプレビューを開始した。
プレビューを利用するには、「Office 365」の「Business Essentials」「Business Premium」「Enterprise E1/E3/E5」のいずれかのプランに加入している必要がある。
正式版の公開は2017年1〜3月期中の見込みだ。
デモ動画を見ると、Slackとかなり近いユーザーインタフェース(UI)で、チームでのリアルタイムのチャットができる。Slackと同様に、iOS、Android、Windows、Macのアプリと、Webアプリがある。
Office 365内のサービスなので当然だが、Office 365の各種サービスとシームレスに連係する。例えばOffice 365の連絡先からメンバーをピックアップしてチャットチームを作ったり、Wordのドキュメントを表示しながらチャットできる。
Slackと異なり、Teamsを利用できるのは記事冒頭で紹介した企業向けOffice 365ユーザーのみで、個人向けには提供しない。
Slackは同日、米大手新聞New York Timesに「Dear Microsoft」と題する全面広告を出し、「ライバルの出現に興奮している」とTeams歓迎の意を評した(下はSlackのスチュワート・バターフィールドCEOのツイート)。(別記事。)
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