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» 2018年10月24日 10時00分 公開

ネット広告収入をだまし取る新手の手口、GoogleがAndroidアプリ削除などの対策

Androidアプリなどを使った新手の広告詐欺の手口が発覚し、Googleが不正利用されていたアプリを削除するなどの対策を講じた。

[鈴木聖子,ITmedia]

 米Googleは10月23日、アプリとWebサイトを横断する新手の広告詐欺の手口が米メディアBuzzFeedの報道で発覚し、不正利用されていたアプリを削除するなどの対策を講じたと発表した。

 Googleによると、詐欺グループは「TechSnab」と呼ばれるボットネットネットワークを使って不正なWebトラフィックを発生させたり、アプリの隠し広告を使って人為的にトラフィックを水増しするなどの手口で、Googleなどの広告ネットワークから不正な収入を得ていたという。

photo Google Security Blog

 影響を受けたGoogleの広告主から、問題のアプリやWebサイトに支払われた額は1000万ドル以下と推定。不正なトラフィックを使って広告主が多額をだまし取られる被害の大半は、Google以外の広告ネットワークで発生していたとしている。

 Googleでは今回の不正に関与したアプリを削除するとともに、Googleの広告ネットワーク外のアプリとWebサイトについてもブラックリストを作成する措置を講じたという。今後も監視を継続し、さらなる不正トラフィックが見つかれば対策を講じるとしている。

 BuzzFeedによると、この手口には125以上のAndroidアプリやWebサイトが利用されており、問題のアプリはAndroid端末に1億1500万回以上もインストールされていたという。

 詐欺グループは、正規のアプリを開発者から買い取って、アプリ内のユーザーの挙動をまね、ボットネットのネットワークを使って人間が閲覧したように見せかける手口を利用していた。この手口で詐欺検出システムを迂回できる不正なトラフィックを発生させ、広告主から多額をだまし取っていたとBuzzFeedは伝えている。

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