MozillaがWebブラウザ「Firefox 63」をリリースした。予告通り、Webサイトのトラッキングを防止する機能を追加。有効にすると動画広告などが表示されなくなる。
米Mozilla Foundationは10月23日(現地時間)、Webブラウザ最新版となる「Firefox 63」を公開した。8月に予告したWebサイトによるトラッキングの防止機能が追加された。
トラッキング防止を有効にするには、[≡]→[トラッキング防止]のスイッチをオンにする。常時トラッキングを防止するか、プライベートブラウジングでのみ有効にするか選択できる。また、一部のサイトでトラッキング防止を無効にすることも可能だ。
トラッキング防止を有効にすると、アドレスバーに盾アイコンが表示されるようになる。
個別のWebサイトでのトラッキング防止を無効にするには、盾アイコンをクリックすると表示されるコントロールセンターで「このセッションのみ防止を無効にする」をクリックする。無効にすると、盾アイコンに赤い斜線が表示される。
このアップデートでは、危険度レベルが最高の「Critical」3件を含む15件の脆弱性も修正された。
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