コラム
» 2018年11月02日 08時00分 公開

週末エンプラこぼれ話:クレジットカードにもIoT化の波、SIM+ディスプレイ内蔵の超高性能クレカ「Wallet Card」に驚いた (2/2)

[池田憲弘,ITmedia]
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超高性能クレカ、いつごろ日本で出回る?

 今回の協業では、ソフトバンクがSIMカードを中心とした通信とネットワークのサポートを、ソフトバンク コマース&サービス(C&S)が企画やマーケティング、販売を担当する予定だ。2018年1月に米国ラスベガス行われたCES(Consumer Electronics Show)で、ソフトバンクの担当者がDynamicsのブースを訪れたことが、協業検討のきっかけだったという。

 Wallet Cardの採用事例はまだほとんどなく、世界中で見てもドバイのEmirates NBD銀行が2019年に導入を予定しているくらい。これからソフトバンク C&Sが国内企業に営業をかけていくとのことだが、鈴木さんによれば、既に興味を示している金融機関は複数出てきているそうだ。

photo Dynamicsが展開しているカード。左上のパスコード機能付きのクレジットカードは、三井住友カードが導入を発表している

 「Fintechのトレンドもありますし、危機感を抱いている金融機関は少なくありません。特に銀行の場合、キャッシュカードとクレジットカード、デビットカードと複数のカードを1つにまとめられるメリットは大きいと思います。その他にも複数のポイントカードを1つにまとめられるような動きも出てくると面白いですね」(鈴木さん)

 実際、このWallet Cardはいつごろ日本で出回るのだろうか。鈴木さんは「2019年中には日本国内で展開したい」と意気込むが、クライアントごとのカスタマイズもあるため、案件化してから、開発に半年ほどかかる見込みだという。早いタイミングで話がまとまれば、2019年中にお披露目……という可能性もあるかもしれない。

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