Google Homeの通訳機能、日本でも利用可能に

Google Homeやスマートディスプレイで、日本語を含む26カ国語の通訳機能が使えるようになった。例えば日英通訳では、日本語を言うと英語に、英語を言うと日本語に翻訳して音声出力する。

» 2019年02月06日 06時48分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米GoogleがCES 2019で予告した「Googleアシスタント」による通訳機能が使えるようになっている。米Android Policeが2月5日(現地時間)に報じ、本稿筆者の「Google Home Mini」でも確認できた。

 interprit 1

 利用できるのはGoogle Homeシリーズ、Googleアシスタント搭載のサードパーティー製スマートスピーカー、スマートディスプレイ。「Pixel 3」などのスマートフォンのGoogleアシスタントでは今のところまだできない。

 Google Homeを起動し、「英語を通訳して」などと命令した後、英語で話しかけるとその内容を日本語で言い、日本語で話しかけると英語にする。「マイアクティビティ」で確認したところ、音声入力はほぼ正確で、翻訳内容も単純なものであればほぼ正しかった。

 少し複雑で口語的な表現でも、意味はおおよそ通じるように翻訳した。

 interprit 2 日英通訳の例(Facebookの投稿を読み上げてみた)

 スマートディスプレイの場合は、画面に入力した言語と出力言語の両方が表示される。

 通訳を終了するには「終了して」などと命令すればいいのだが、「通訳を終了」を「End interpreter」と通訳するなどですぐに終了できないこともあった。

 通訳モードで通訳できるのは、次の26カ国語;チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンディー語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、北京語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ベトナム語。

 日本語のヘルプが公開されている。

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