キャッシュレスで診療、会計待ち不要の「料金後払いシステム」――順天堂医院、2019年4月から開始

順天堂医院は、病院会計の待ち時間を解消する「料金後払いシステム」の運用を開始する。患者は、診察後に支払窓口で会計をすることなく、すぐに帰宅できる。グローリーの「医療業界向け料金後払いシステム」と富士通の医事会計システム「HOPE X-W」を連携させた。

» 2019年03月18日 11時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 順天堂大学医学部附属順天堂医院(以下、順天堂医院)は2019年3月14日、支払窓口での会計待ち時間を解消する取り組みとして「料金後払いシステム」を導入し、2019年4月1日から運用を開始すると発表した。患者は診察後に支払窓口で会計をすることなく、すぐに帰宅できるようになる。

Photo 「料金後払いシステム」導入前後の診療後の流れ

 特定機能病院として37の診療科を有し、1日約5000人の外来患者の診療を行っている順天堂医院では、これまでもグローリーの診療費支払機を導入し、会計窓口の混雑や待ち時間の緩和、解消に取り組んできた。

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