ネッツトヨタ瀬戸内と富士通は、試乗車などの遊休車両を有効活用した従業員向けの「乗合通勤サービス」を開始。富士通のMaaS基盤「SPATIOWLオンデマンド交通サービス」上で、運転手と乗合希望者、遊休車両をマッチングする。運用ノウハウを基に、シェアリングビジネスへの参入も念頭に置く。
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愛媛県松山市のトヨタ自動車正規ディーラーであるネッツトヨタ瀬戸内は2019年4月17日、試乗車などの遊休車両を有効活用した従業員向けの「乗合通勤サービス」の運用を開始した。運用管理基盤に、富士通のクラウド版MaaS(Mobility as a Service)プラットフォーム「FUJITSU Mobility Solution SPATIOWLオンデマンド交通サービス」を活用し、運転手と乗合希望者をマッチングさせる。
運転手と乗合者となる従業員は、あらかじめ専用Webページで申請し、乗車場所、送迎希望時間、目的地を登録。それらの情報と、営業時間前後に遊休状態になる試乗車などの車両の空き状況を、SPATIOWLオンデマンド交通サービス上に集約し、自動的にマッチングさせるという。
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