NECネッツエスアイは、サーモカメラ搭載のドローンとAIによる画像解析を活用した太陽光パネルの点検サービス「太陽電池モジュール点検サービス」を開始する。空撮から異常箇所の特定、レポート作成までを自動化し、早期メンテナンスを支援。保守費用の削減や売電収入の安定化を図れるという。
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NECネッツエスアイは2019年4月22日、ドローンによる空撮とAIによる自動検知を活用した太陽光パネルの点検サービス「太陽電池モジュール点検サービス」を開発し、6月から提供を開始すると発表した。
サーモカメラを搭載したドローンで、空からメガソーラーの太陽電池モジュールを撮影し、空撮した赤外線画像をNECのAI技術の「RAPID機械学習技術」で解析して異常箇所(ホットスポット)の有無を調べ、レポート提出までを行う。
サービス提供価格(税別)は、点検からレポート作成まで1回当たりの参考価格で、2メガワットが40万円から、10メガワットが110万円から。
従来、人の手で行っていた撮影作業と目視点検、レポート作成を自動化することで、作業にかかるコストを約60%以上削減(約40メガワット相当規模の発電所における年間費用の想定比較)する。
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