RPAで仮想環境での作業や非構造データ処理の自動化が可能に

オートメーション・エニウェアは、RPA関連の2製品「IQ Bot 6.5」と「Automation Anywhere Enterprise 11.3.2」を発表した。仮想環境での利用や、bot開発時の利便性を向上させた

» 2019年05月27日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 オートメーション・エニウェア・ジャパン(以下、オートメーション・エニウェア)は2019年5月23日、2つの新製品の提供を開始した。1つは、人工知能(AI)を使ったコグニティブ(自律学習)技術によって学習しながらRPA(Robotic Process Automation)の自動化業務を拡大させるbotの最新版「IQ Bot 6.5」。もう1つは、業務プロセスを自動化するRPAである「デジタルワークフォース」プラットフォームの最新版「Automation Anywhere Enterprise 11.3.2」だ。

 「IQ Bot」は、非構造化データや不明確なデータでも自動処理を可能にするRPAツール。自然言語処理や機械学習といった技術によって、高度な知識を必要とせずに、非構造化データの処理を自動化できる。

photo 「IQ Bot 6.5」による請求書処理のレビュー画面(画像提供:オートメーション・エニウェア・ジャパン)

 オートメーション・エニウェアによると、約80〜90%の企業では、文書や電子メールからのデータを手動で抽出しているという。IQ Botでは、こうした企業システムにデータを入力する日常的な定型作業を自動化できる。

「IQ Bot」「Automation Anywhere Enterprise」にそれぞれ加わった新機能とは

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