仮想通貨を採掘する「クリプトマイニング」を不正に実行する攻撃が広がっている。「クリプトジャッキング」と呼ばれるこうした攻撃は、どのようなものなのか。
ビットコインをはじめとする仮想通貨を採掘することを「クリプトマイニング」と呼ぶ。正当な目的や手段に基づく限り、クリプトマイニング自体は問題視されるべき行為ではない。ただし攻撃者がクリプトマイニングの手法を悪用する「クリプトジャッキング」となると、話は別だ。Webブラウザを不正に乗っ取ってクリプトマイニングを実行するクリプトジャッキングは、仕掛けられると企業内デバイスのリソースが不正に利用され、処理速度の低下や熱暴走といった被害が生じる可能性がある。
クリプトジャッキングを防ぐべく、ベンダーも取り組みを進めている。Googleが、自社のWebブラウザ「Chrome」にクリプトマイニング禁止措置を施したのも、この動きと無関係ではない。クリプトジャッキングに関するTechTargetジャパンの関連記事をまとめた本資料では、GoogleがChromeのクリプトマイニング禁止に動いた背景を整理し、クリプトジャッキングの動向について解説する。
会員登録を行うことで、2000点以上の技術資料がそろったホワイトペーパーや興味・関心分野ごとに情報を配信するメールマガジン、ITmediaや@ITの特集記事がPDFでまとまって読めるe-bookなど、各種サービスを無料で利用できます。TechTargetジャパンサービス利用登録
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.