遠隔診療、投薬管理――モバイル医療アプリは臨床現場でどれだけ活躍しているかホワイトペーパー

モバイル医療アプリを活用して遠隔診療を提供する流れは定着しつつある。米国では病院だけでなく、ドラックストアチェーンなどもモバイルアプリを活用し、多剤併用問題に切り込む投薬管理アプリも一定数のユーザーを獲得している。

» 2019年06月07日 08時00分 公開
[TechTargetジャパン運営事務局]

 医療の現場ではモバイルアプリの活用が進んでいる。既製のモバイル医療アプリもあれば、医療機関が独自開発するアプリもある。日本でも近年注目を集めているのが、スマートモバイルのビデオ通話技術を利用する遠隔診療だ。厚生労働省が2015年8月に発表した「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」が、遠隔診療の事実上の解禁となり、ベンダー各社は遠隔診療ツールやアプリ市場に参入している。患者はスマートフォンなどの端末でこうしたアプリを使い、診察の予約や確認、医師とのビデオ通話などができる。

 こうしたモバイル医療アプリ活用で先行する米国においても、今後ますます利用傾向は拡大していくと専門家は予想する。米国では従業員の福利厚生にオンライン診察を採用する企業が増え、保険会社からも注目が集まっているという。

 Fast Healthcare Interoperability Resources(FHIR:医療情報の相互運用性のオープンな標準仕様)に基づくAPIも次々と登場していることで、モバイル医療アプリはさまざまな医療ITシステムと相互運用性を確保し、さらに進化する可能性がある。本稿では、米国を中心としたモバイル医療アプリの活用事例を紹介する。

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