Facebookに5400億円の制裁金 「個人情報利用でユーザーを欺いた」

ユーザーの個人情報の扱いを巡って、米連邦取引委員会が50億ドル、証券取引委員会は1億ドルの制裁を発表。FacebookはMicrosoftとソニーによる友達データへのアクセスを停止したことも明らかにした。

» 2019年07月25日 09時47分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 米連邦取引委員会(FTC)は2019年7月24日、Facebookに対し、「個人情報の利用に関してユーザーを欺いた」として50億ドル(約5400億円)の制裁金を科すと発表した。

 同日、米証券取引委員会(SEC)も「ユーザーデータの不正使用に関するリスクについて投資家に誤解を与えた」として、1億ドル(約108億円)の制裁金を科すと発表した。また、Facebookのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同日、「ユーザーのプライバシーと個人情報保護を目的とした包括的な新しい枠組みについて、FTCとの合意が成立した」と発表した。

世界最高額の制裁金が科された FTCはFacebookに対し、世界最高額の制裁金を科した(2019年7月時点)(出典:FTC)

史上最高額の制裁金を科し、ザッカーバーグ氏の独断態勢排除を義務付ける

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ