男は香港で逮捕され、米国に引き渡された。AT&Tの従業員に多額の賄賂を渡してネットワークにマルウェアをインストールさせ、携帯電話のSIMロックを不正に解除していたとされる。
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米司法省は2019年8月6日、米通信大手AT&Tの従業員に賄賂を渡してネットワークにマルウェアをインストールさせ、携帯電話のSIMロックを不正に解除していたとして、34歳のパキスタン国籍の男がコンピュータ詐欺など14件の罪で起訴されたと発表した。
発表によると、起訴されたのはパキスタン国籍のムハマド・ファハド被告。ファハド被告は2018年2月に香港で逮捕され、2019年8月2日、米国に引き渡された。
同被告から賄賂を受け取っていたのは、ワシントン州ボセルにあるAT&Tコールセンターの従業員だった。
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