「Firefox 69」リリース、第三者によるトラッキング防止が初期設定で有効に

「Firefox 69」ではユーザーの行動追跡を目的とするサードパーティーのトラッキングCookieと、仮想通貨を採掘するクリプトマイナーが初期設定でブロックされる。

» 2019年09月04日 09時06分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 Mozilla Foundation(以下、Mozilla)は2019年9月3日、Webブラウザ最新版の「Firefox 69」をリリースした。同バージョンは、ユーザーのプライバシー保護を重視する方針に基づき、ユーザーの行動追跡を目的とするサードパーティーのトラッキングCookieと、仮想通貨を採掘するクリプトマイナーを初期設定でブロックする。

トラッキングcookie無効 トラッキングCookieが無効になっている場合、アドレスバーに盾のアイコンが表示される(出典:Mozilla)

 Mozillaの発表によると、Firefox 69は、強化型トラッキング防止機能の「Enhanced Tracking Protection」を自動的に有効化。これにより、ユーザーが閲覧しているWebサイトのものではない、サードパーティーのトラッキングCookieを初期設定でブロックする。これにより、ユーザーが閲覧しているWebサイトのものではない、サードパーティーのトラッキングCookieが初期設定でブロックされる。

「反トラッキングポリシー」に基づき、ユーザーの安全を守る

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