Microsoftが定例外のセキュリティパッチを公開した。IEで発見された脆弱性は既に攻撃が確認されたとして、急ぎの対応を呼びかけている。
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Microsoftは2019年9月23日、定例外のセキュリティ更新プログラム2件を公開し、「Internet Explorer(以下、IE)」と「Microsoft Defender」の脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。
Microsoftのセキュリティ情報によると、IEの脆弱性(CVE-2019-1367)は、メモリ内のオブジェクトをスクリプトエンジンが処理する方法に存在する。悪用された場合、攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあり、最大深刻度はMicrosoftの4段階評価で最も高い「緊急」と位置付けている。既に攻撃の発生が確認されていることから、同社は急ぎの対応を呼びかけている。
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