児童性虐待サイト摘発 ビットコイン取引追跡して犯人特定、12カ国でユーザー逮捕

米韓の捜査当局が連携して児童に対する性的虐待ビデオを販売していたサイトを摘発。管理者の韓国籍の男が起訴され、ユーザー337人が世界12カ国で逮捕された。捜索を受けて自殺したユーザーもいた。

» 2019年10月17日 09時20分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 米司法省は2019年10月16日、米国や韓国、欧州の捜査機関が連携して、ダークネットで運営され、児童を性的に虐待するコンテンツを扱った世界最大のWebサイトを摘発したと発表した。同サイトを運営していた男は米国と韓国で起訴され、ユーザー337人が世界12カ国で逮捕されている。

IRS (出典:IRS)

 司法省の発表によると、児童に対する性的虐待ビデオを大量に集めたサイトを管理していた韓国籍の男(23)は、米コロンビア特別区の大陪審に起訴された。男は既に韓国で起訴されて有罪を言い渡され、服役しているという。

38カ国が捜査協力、逮捕者には移民税関捜査局の元捜査員や国境警備隊員も

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