山口フィナンシャルがAzure上に統合データベース構築、傘下の地銀の顧客情報活用へ

山口フィナンシャルグループが、「Microsoft Azure」に統合データベースを構築した。勘定系と情報系システムの顧客データを集約し、データ分析に関する知見やノウハウと統合データベースを組み合わせて、地域の中堅・中小企業のDX推進を加速する。

» 2019年12月16日 09時40分 公開
[ITmedia]

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 日本マイクロソフトは2019年12月13日、山口フィナンシャルグループ(YMGF)が、勘定系と情報系システムの顧客データを集約した「統合データベース」を「Microsoft Azure」に構築したと発表した。山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の顧客データを共通で管理し、活用しやすくする。

統合データベースのシステム構成図 統合データベースのシステム構成図(出典:日本マイクロソフト)

 日本マイクロソフトによると、PaaSを活用した複数の銀行のデータを統合したデータ分析基盤の構築は、地銀では国内初の取り組み。

地銀3行の顧客データをどのように使うのか?

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