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» 2020年01月15日 07時00分 公開

Microsoft Focus:“MaaS”に“RaaS”に“BaaS”が登場 MSが成果を上げるクラウド推進の体制とは (1/2)

日本マイクロソフトのインダストリー別専門組織体制は、クラウド事業の推進において重要な役割を担っている。どのような役割で、どのような成果をあげているのだろうか。

[大河原克行,ITmedia]

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 日本マイクロソフトは、インダストリー別専門組織体制を敷いている。この体制が同社のクラウド事業の推進において重要な役割を担っている。

 日本マイクロソフトのエンタープライズ事業本部の中に、下記の7つのインダストリー統括本部がある。

  • 自動車メーカーや自動車部品メーカー、モビリティサービス提供事業者などを対象とした「自動車」
  • 銀行や証券、保険などに取り組む「金融」
  • 組み立て製造業や化学品、農薬分野を担当する「製造&資源」
  • メディアエンターテインメントおよびテレコミュニケーション向けの「メディア&通信」
  • 小売業やオンライン事業者、消費財メーカーなどを担当する「流通&消費財」
  • 交通やモビリティ分野向けの「運輸&サービス」
  • パブリッシャーやゲーム開発会社、ホスティング事業者向けの「ゲーミング」
日本マイクロソフトのエンタープライズ事業本部にある7つのインダストリー統括本部

 さらにパブリックセクター事業本部にも、中央省庁および自治体を担当する「ガバメント」、文教分野を対象にした「教育」、医療機関や製薬会社などを対象にした「ヘルスケア」の3つのインダストリー統括本部を設置している。

 エンタープライズ事業本部とパブリックセクター事業本部を合わせると、10の業界に細分化したインダストリー別専門組織体制を敷いていることになる。これらの各統括本部は、米本社にあるMicrosoftのインダストリー別組織と緊密な関係を築きながら事業を展開している。各業界の専門知識を生かしながら、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援し、それが同社のクラウドビジネスの拡大につながっている。

 日本マイクロソフトは、企業目標と位置付ける「Vision 2020」において、「日本の社会変革に貢献する」という方針を打ち出している。

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