ディープラーニングで不正メール検出率向上、Googleが成果発表

Googleはディープラーニングを使った新世代のドキュメントスキャナーをGmailに導入した。

» 2020年02月26日 12時00分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 Googleは2020年2月25日、Webメールサービス「Gmail」でフィッシング詐欺やマルウェアを阻止するための対策として、ディープラーニング技術を使って不正を検出する仕組みを新たに導入したと発表した。

 Googleによると、Gmailではマルウェアスキャナーを使って週に3000億通以上の添付ファイルをスキャンすることで、有害コンテンツを阻止している。だがそうした有害ドキュメントのうち63%は日々変化する。それに対抗する目的で、ディープラーニングを使って検出能力の向上を図る新世代のドキュメントスキャナーを導入した。

新しいスキャナーの効果

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ