IDC Japanは企業のAI活用の成熟度に関する調査結果を発表し、その中で「先駆的なAI導入企業は全体の1割に満たない」と述べた。事業計画とAIの導入戦略を一体化してビジネス価値を高めている企業は、AI活用の成熟度が高かった。
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IDC Japanは2020年3月3日、企業のAI(人工知能)活用の成熟度に関する調査結果を発表した。従業員が500人以上のAIシステムを保有する国内ユーザー企業に所属するAI導入の方針決定に影響力のある人材を調査対象とし、各企業におけるAI活用の成熟度を定量的に評価して分析した。
IDCは「AIによる洞察はデジタルトランスフォーメーション(DX)の目的である内部エコシステムの変革と、顧客エクスペリエンスの変革による新しい価値の創出に不可欠」としており、AIは国内ユーザー企業のDXへの取り組みを促進するきっかけになっていると指摘する。
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