日本マイクロソフトの2020年度における重点的な取り組みの一つに「クラウド&AI人材の育成」がある。少しずつ成果が上がりつつあるという。
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日本マイクロソフトが、クラウドおよびAI(以下、人工知能)の人材の育成に力を注いでいる。その途中成果が明らかになった。同社は、2020年度(2019年7月〜2020年6月)における重点的な取り組みとして下記を掲げている。
- お客様の業種業態に最適な支援の推進
- モダナイゼーション(ITインフラの最適化)の加速
- クラウド&AI人材の育成
※日本マイクロソフトプレスリリース「お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援する『信頼されるパートナー』へ」から引用
その中でもクラウド&AI人材の育成は、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を推進するための人材育成を目的としパートナー、ユーザー、日本マイクロソフト社員を対象に展開する。日本マイクロソフトは、執行役員の伊藤かつら氏を新設されたChief Leaning Officer(CLO)に任命し、人材育成という観点で責任を明確にしながら、下記に取り組んでいる。
「お客さま、パートナー、日本マイクロソフト社員を対象にスキルの向上を目指す。まずはお客さまに対して、クラウド時代のスキル開発にフォーカスした教育を提供する。社員のMicrosoft Azure(以下、Azure)テクニカルトレーナーが、お客さまの状況に合わせて最適なトレーニングプランを策定し、それを割引価格で提供する。パートナーに対しては認定を見直し、技術スキルの習得を支援する」(伊藤氏)
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