LINE、コロナ対策でドラッグストアや飲食店などの公式メッセージやチラシ配信を無償化

ドラッグストアやスーパーマーケット、飲食店などを展開する法人ユーザーが新型コロナウイルス感染症対策に奔走する現状を受け、顧客向けに配信するメッセージやチラシのバナー配信機能の一部を無償で提供する。

» 2020年04月14日 11時26分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 LINEは2020年4月13日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、店舗を展開する法人顧客向けに一部サービスを期限付きで無償提供すると発表した。法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」およびデジタルチラシサービス「LINEチラシ」が対象になる。

 同社は、COVID-19の影響で多くの小売店や飲食店において「従業員の負荷が増大している」と指摘。営業時間の変更や休業、テークアウトやデリバリーに対応する状況や、マスクやトイレットペーパーの品薄状態によって従業員が対応に追われる状況などを課題とし、同社のサービスを店舗からの情報発信に活用してほしいとしている。

 「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がLINEアカウントを作れるサービス。「友だち」として登録したユーザーにメッセージを一斉配信できる。「LINEチラシ」は、企業や店舗が従来紙などで配布していたチラシやダイレクトメールを、「友だち」として登録したユーザーのアカウントに配信できるサービスだ。今回、LINEは2つのサービスの一部機能を無償提供する。

1日2回までメッセージを配信可能 無償サービスの詳細は

LINEが公開した「新型コロナ対応無料配信」のイメージ(出典:LINE)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ