バックアップ時間を3分の1に 中央大学が教育、研究用システムのデータ保護にVeeam導入

中央大学は、後楽園キャンパスの理工学部と理工学研究科の教育・研究用システムのバックアップに「Veeam Backup & Replication(VBR)」を、教員が利用しているMicrosoft Office 365のメールデータのバックアップに「Veeam Backup for Office 365」を、それぞれ導入した。

» 2020年04月23日 10時58分 公開
[ITmedia]

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 ヴィーム・ソフトウェアは2020年4月22日、中央大学が教育、研究用システムやメールのバックアップに「Veeam」を採用したと発表した。後楽園キャンパスの理工学部と理工学研究科の教育・研究用システムのバックアップに「Veeam Backup & Replication」(VBR)を、教員が利用している「Microsoft 365」(注)のメールデータのバックアップに「Veeam Backup for Office 365」を、それぞれ導入したという。

(注)日本時間の2020年4月22日、「Microsoft Office 365」は「Microsoft 365」に名称変更されました。プレスリリース上では「Office 365」となっていますが、ここでは「Microsoft 365」と表記します。(編集部)

中央大学の公式Webサイト(出典:中央大学)

 中央大学は、オンプレミスの仮想基盤で、学生向けのeラーニングや学習管理などの教育システムを運用している。こうしたシステムの安定稼働とバックアップ運用の負荷軽減を目的に、同大学は仮想化基盤のデータマネジメントをVeeamで統一した。Microsoft 365のメールデータの保護にもVeeamを活用しているという。

データ増大によるバックアップ長時間化がきっかけ クラウド化進める中央大

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