ゲイツ氏をやり玉に挙げる根拠のない陰謀説を「正しい」と思う人は28%。与党共和党やトランプ大統領支持者では44%に上った。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して米国で実施された意識調査で、Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏に関する根拠のない陰謀説を信じる人が、3割近くに上ることが分かった。
調査は米国の「Yahoo News」と英国のデータ分析企業「YouGov」が米国の成人1640人を対象に、2020年5月20〜21日にかけてオンラインで実施した。
「ビル・ゲイツ氏はCOVID-19対策の集団ワクチンキャンペーンを利用し、デジタルIDで人を追跡するマイクロチップを人々に埋め込みたいと思っている」という陰謀説を信じるかどうかについて、40%は「虚偽」と認識していたが、「正しい」と回答した割合も28%に上った。
同説は米国の一部で広がっているが、明確な論拠や裏付けはない。ゲイツ氏は2020年4月30日、自身のブログでCOVID-19の対策ワクチンの重要性について説明していた。
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